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OHANA通信vol9 冬至

🌺ALOHA E KOMO MAI🌺

OHANA接骨院いんちょの白石です🏝

本日12月22日は冬至です。一年で一番昼間が短く、夜が長い日。ゆず湯に入り、カボチャを食べる日ということは皆様もご存知でしょう。

白石一家も写真にあるようにゆず湯に浸かり、カボチャのコロッケ、カボチャとクリームチーズとレーズンのサラダを食べました。

食事の際にリアル家族の子供達から、何故ゆず湯なのか何故カボチャなのかという質問があったので知識とネットで答えてあげました。

さて四方山話…

冬至は一年の中の最後の「二十四節気」です。まず、二十四節気は1年を24にわけて季節の移り変わりをあらわしたもので、二十四節気全部を羅列すると次の通りです。全部読めますか?

二十四節気

春…立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨

夏…立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑

秋…立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降

冬…立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒

冬至は、この日、北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなり、昼が一年中で一番短く逆に夜が長くなります。この反対に昼が一番長く、夜が短いのは夏至です。昼と夜の長さが同じなのは春分と秋分ですね。

冬至については様々な言い伝えや風習が残されています。まず、よく言われることとして、冬至にはカボチャやコンニャクを食べてゆず湯に入る習慣があります。冬至にカボチャを食べるのには、中風(脳卒中)や風邪を引かないとか金運を祈願する意味があるようです。また、冬至カボチャは朝のうちに食べると良いとか、四つ前(午前10時)に食べると良いという地域もあります。「冬至にカボチャ」は現代的に解釈すると、緑黄色野菜の少ない冬にカロチン、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、食物繊維、糖質、炭水化物と重要な栄養素が多く含まれるトップクラスの野菜です。栄養価の高いカボチャを食べて風邪等への抵抗力をつけようとした先人の知恵だと思います。実際にカボチャには、体内でビタミンに変化するカロチンがたっぷり含まれています。ビタミンAは肌をツヤツヤにし動脈硬化の予防になるだけではなく、皮膚や粘膜、視力、骨や歯にも効果があるんですよ。カボチャを食べて風邪しらず‼️昔の日本では冬至の頃になると秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜も殆どなくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくカボチャは特別に大切にして、食べていたようです。冬にビタミンなどの供給源が不足した時代のカボチャは貴重な物だったといえます。今は保存しなくても季節が日本と逆のニュージーランドなどから輸入物が豊富に入ってきます。だから貴重品ではないけどこの時期に食べるといいですね。風邪予防、インフルエンザ予防の為にも。冬至の日には「ん」のつく物を食べることで運気が上がると昔から言われてきました。特にカボチャ(なんきん)は「ん」が2つもつくので運気アップとして特別だったんでしょうね。この風習は『一陽来復』という考え方が関係します。冬至は最も日が短く、翌日から徐々に長くなっていくため、冬至が「陰」の極みで翌日から「陽」にかえるという考え方です。幸運に向かっていくという意味もあります。当時のかな文字「いろはにほへと」は最後に「ん」がくることから「ん」には一陽来復の願いが込められており、冬至には縁起がよかったのでしょう。他にも「ん」が2つつくものは冬至の七種(ななくさ)と呼ばれています。 

なんきん にんじん れんこん ぎんなん きんかん かんてん うんどん(うどん)

上記の食べ物を食べると縁起が良いとか金運アップとか言われていたみたいです。冬至の朝に小豆粥を食べることを「冬至粥」と言います。小豆粥とは米と小豆を炊き込んで作るお粥のことです。冬至の他にも小正月(1月15日)に食べたり、1月7日に七草粥の代わりに食べたりする地域もあります。小豆のような赤いものには邪気を払う力があると昔から言われており、これも「一陽来復」の考えで運を呼び込むための邪気払いとして食べられていました。「冬至に天気が良ければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば翌年は雨が多い」「冬至に南風がふけば地震、日照り、大雨」「冬至に雪が降れば豊作」という言い伝えも残っています。冬至に豆腐を食べるという地方もあるそうです。冬至にコンニャクを食べるのは1年間の溜まったものの砂下ろしをするためだとか。

冬至にゆず湯に入るわけ

ゆず=「融通」、冬至=「湯治」と語呂をかけていたという説があります。ただこれは後付けであり、本当の由来としては厄除けという説が有力です。ゆず湯の風習ができた当時、江戸時代は毎日お風呂に入ることはありませんでしたが、「一陽来復」の考えのもと運を呼び込むために冬至の日にゆず湯に入って邪気を払おうとしたそうです。ゆずは香りもかなり強いので邪気払いに使われたり、ゆずは実るまでに長い年月がかかるんです。桃栗3年と言いますが、なんと…ゆずは18年くらいかかるそうです。こうしてゆっくり実を結ぶゆずには「苦労が実るように」と願いも込められているとのことです。寿命が長く病気にも強いゆずの木にならって、ゆず湯に入って無病息災を祈る風習になったとも言われています。実際ゆず湯は風邪予防にも効果が高いようです。血行促進や冷え性改善の効果が見込めるため、冬の寒さを乗り越えるという意味もあります。アロマオイルのゆずの効果は成分のリモネン、α-ピネン、y-テルピネン、パラシメンが心のリラックスや体を温めてくれる効果、免疫活性化、疲労回復、発汗、健胃、鎮痛、抗菌作用などがあるそうです。

もうあと30分で冬至も終わってしまう😅💦もっと早く教えてよ‼️という声が聞こえてきそうですが、クレーム等は一切聞く耳もちませんよぉ〜😁✌🏽来年のために皆さんも知っておきましょうね。

おしまい

OHANA接骨院いんちょ白石 mahalo🏝