OHANA通信vol.25 2月2日節分?&恵方巻き
🌺Aloha E Komo Mai🌺
OHANA接骨院いんちょ白石です。
先日OHANA(患者様)の田村美枝子様に今年の節分が2月2日だと聞いてビックリしました😵
そんな事あるのか?
早速、調べてみました👍🏽
[豆まき]はOHANA通信いんちょのひとりごとvol.11で由来や「渡辺さんは豆まきをやらない理由」をご参照下さいね。
激動の2021年も1月を終えようとしています。
2月になると節分、恵方巻き😁美味しいイベントが待っていますね。
豆まきして鬼👹と共にコロナ🦠もやっつけたいですね💪🏽
しかし、今年はお間違えなく‼️どうやら節分が2月3日ではなく2月2日になるそうです💦
いんちょも知らなかったのでビックリです。
OHANAの皆様は知ってましたか?
知っていたOHANAの皆様、では何故?2月2日が節分になったのか説明できますか?
お友達、ご家族、同僚の方々に聞かれた時に自慢気に説明できるように、わかりやすく簡単に記載しときますね😊
節分だけに、豆知識ということで…(苦笑)😅
ここから四方山話……
〜2021年の節分が2月2日になる理由〜
節分はその名の通り、季節の分かれ目。
立春の日の前日となるので、そこがずれると節分もずれるわけです。
では、なぜ立春の日がずれるかというと、ざっくり言うと閏年(うるうどし)と同じ感覚。1年間を二十四節気に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ズレが生じるわけです。その調整と言いますか、ズレた結果、2021年は2月3日が立春にあたるわけです。
ざっくりでは納得いかないOHANAの為に、細かく説明すると…
節分は季節を分けるという意味の雑節で、本来は各季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前日それぞれを指すはずだが、そのうち立春の前日だけが残ったものとされています。つまり、立春が定まれば節分もその前日として定まるということ。
変動のメカニズムは、1年ごとでは1太陽年365.2422日と1年365日の差〜約6時間ずつ遅くなる一方、閏年には4年前より少し早くなる、というパターンです。
もう少し噛み砕くと…
地球🌏は1年かけて軌道上を一周します(公転)、1年は365日ではなく厳密には1年=1太陽年(365.2422日)、つまり365日と6時間弱だということ。
6時間弱という端数のために立春、立夏、立秋、立冬といった点の通過時刻が年々ズレて遅くなっていく。そこで、4年おきに閏年を設ける事で1日増やし(366日)おおよそ元の状態に戻すということを繰り返してる。
こうして、しばらく2月4日の中に納まっていた立春を指す軌道上の通過点が、2021年は2月3日へ移ったため、その前日となる節分も連動して2月2日へ移ったという事。例年より早く訪れる節分の日。早めの準備で忘れる事なく無病息災を祈りたいですね😊
ちなみに立春の日が2月3日=節分が2月2日になるのは、明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりとのこと。そして、約37年前の1984年(昭和59年)いんちょ13歳多感な時期は逆に立春の日が2月5日で節分が2月4日だったそうですが……全く記憶にございません🤣
〜2022年以降はどうなの?〜
2022年以降は立春の日が2月4日に戻り、節分も2月3日に戻ります。
ただし、来年以降は閏年の翌年の立春が2月3日となる=節分が2月2日になるとのこと。次は2024年や2028年の翌年の2025年や2029年の立春が2月3日、節分が2月2日になるわけです。
覚えるのが面倒ですね😅
あと、例外的に2057年と2058年は2年連続で節分が2月2日になる=立春が2月3日など、今世紀末にかけて節分が2月2日になる頻度が高まる傾向にあるそうです。
[今後の閏年]
・2024年
・2028年
・2032年
・2036年
・2040年
・2044年
・2048年
・2052年
・2056年
・2057年(特例)
・2058年(特例)
ついでに……
〜2021年の恵方はどっち?〜
まず、結論から
2021年今年の恵方は[南南東やや右]です。
今年の恵方巻きの方角がわかったので、ついでに恵方がどのように定められているのか説明しますね。
恵方巻きの方角は毎年違うのでややこしく感じますが、実は4つの方角しかないって知ってましたか?
・東北東やや右(ほぼ東でわすがに北寄り)
・西南西やや右(ほぼ西でわずかに南寄り)
・南南東やや右(ほぼ南でわずかに東寄り)
・北北西やや右(ほぼ北でわずかに西寄り)
上記のように綺麗に90度間隔の4つの方角です。
そして、この4つの方角のうち今年の恵方を定めるのは、干支の十干(じっかん)です。
よく「今年の干支は○年」と言いますよね。それは[子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥]の十二支です。
それに対して十干は、
[甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)]の十種類からなります。
毎年十二支のうちの一つが干支として定まっていますが、同じように十干もそれぞれ割り当てられており、西暦の下一桁で決まるようです。
2021年の干支は辛丑(かのと・うし)です。
下一桁と十干の関係は……
甲:4 乙:5 丙:6 丁:7 戊:8 己:9 庚:0 辛:1 壬:2 癸:3
そして、以下の方角に対応します。
甲・己…東北東やや右
乙・庚…西南西やや右
丙・辛・戊・癸…南南東やや右
丁・壬…北北西やや右
今年は2021年なので[辛]で「南南東やや右」ということになります。
〜恵方の順番を追ってみよう〜
年毎の恵方の方角の変化をみてみると…
この方角も順番に回ってくるんだったら覚えやすいかもしれないけど、この規則もまた少々ややこしいんです。
甲(東北東やや右)→乙(西南西やや右)→丙→丁…というふうに方角を追ってみました。
[東→西→南→北→南→東→西→南→北→南→…]
簡単にするため方角は「東北東やや右」を東と表し簡略化しています。
少し南の割合が高いんですよね😁
〜「やや右」の理由〜
私達は日頃「東西南北」で方角を示しています。
・「東西南北」で4方位
・漢字2つを重ねて「北東」や「南西」などで8方位
・漢字3つを重ねて16方位
・さらに「微」を用いて32方位
これらが一般的に私達が用いているものです。
これに対し、東洋(中国を中心とする東アジア)は、6方位、12方位、24方位などを用いています。
恵方というのは、この24方位によって表されたものなので、私達が用いる32方位ではどうしてもズレが生じてしまうのです。
これこそが「やや右」の理由です‼️
〜恵方巻きの正しい食べ方〜
ついでのついでに、恵方巻きの正しい食べ方についてご紹介しますね。
恵方巻きを食べるときのポイントは…
・切らずに食べる
・恵方の方角を向いて食べる
・黙って願い事を思い浮かべながら食べる
では、一つずつ説明しましょう。
〜切らずに食べる〜
恵方巻きは食べやすいように切って食べたいところですが、切らずに1本をそのまま食べ切りましょう。
これには「縁を切らない」という意味があります。
〜恵方の方角に向いて食べる〜
ここまで散々方角の話しをしておいて今更ですが、恵方巻きは、恵方の方角を向いて食べるようにしましょう。
恵方というのは、その年の幸せをつかさどる「歳徳神(としとくじん)」がいるとされており、縁起が良い方角です。
〜黙って願い事を思い浮かべながら食べる〜
恵方巻きを全部食べ終えるまでに言葉を発してしまうと、運が逃げてしまいます。
黙って願い事を思い浮かべながら食べ切る事で願い事が叶うと言われているのです。
更についでのついで……(もうすぐ終わります)
〜恵方巻きの起源・由来〜
最後に恵方巻きの由来について説明します。
起源と現在のように普及した経緯について見てみましょう。
〜恵方巻きの起源〜
その起源は様々な説があり、ハッキリしていませんが、時代としては「江戸時代末期」ではないかとされています。
以下が様々な起源の説の一例です。
「大阪の商人が商売繁盛を祈願した」
「恵方巻きを鬼の金棒に見立てて厄除けの意味で食べていた」
「豊臣秀吉の家臣が節分の日に海苔巻きを食べた翌日の合戦に勝利した」
「大阪の海苔問屋が売上の悪さを嘆き、倒産寸前の太巻きアイデアで大儲けした」
などなど…諸説ありです。
ちなみにいんちょは最後の海苔問屋の倒産アイデアと聞いたことがあります😁
〜恵方巻きの普及の経緯〜
大正時代から戦前には、大阪の一部の地域で節分に恵方巻きを食べる風習が定着していたことが確認されています。
戦後に一度廃れてまた復活したり、大阪を中心に色々あり段々大きくなっていき、1970年代にメディアで報じられ関西まで広がりました。
全国的に普及しだしたのは1980年代に入ってからで、売り上げの低迷する2月頭あたりのコンビニの経営戦略として恵方巻きが販売されるようになったということです。
はじめは大阪と兵庫のファミリーマートが先駆けとなり、全国的にはセブンイレブンが1989年に広島で販売し、翌年から地域を拡大していき、1998年に全国まで普及したということです。
これにとどまらず、今ではコンビニは”春の恵方巻”、”夏の恵方巻き”、”秋の恵方巻”など恵方巻きの風習を拡大したり、太巻きだけではなくロールケーキなども販売するようになりました。
〜まとめ〜
以上、「なぜ?節分が2月2日なのか」「恵方巻きを食べる方角」「恵方巻きの正しい食べ方」「恵方巻きの由来」などについて記載しました。
方角は「やや右」という曖昧な表現をする割には、恵方巻きの食べ方には少し細かいルールがあるところが面白いと思いませんか?
普及については、どうやらコンビニ戦略、メーカー戦略なのでバレンタインのチョコレートと同じですね。日本人の商魂の逞しさを感じざるを得ません。
白石家は毎年、写真のようにいんちょが鬼になり子供達とバトルを広げるというイベントを開催しています。子供達には「必ずしも鬼が負け屈服するとは限らない」という人生訓を教えるイベントなので、鬼(いんちょ)は本気で子供達を泣かせに行くのですが、最近は子供達の目覚ましい成長により、鬼の負け戦が続いております。
今年こそ、鬼は外‼️に抵抗し家に居付く勝ち戦にするべく一年かけて接骨院2階でベンチプレスなど筋力アップのトレーニングによるパワーアップを継続してきました。
今年こそは悲願の鬼勝利‼️OHANAの皆様、乞うご期待💪🏽😁ケチョンケチョンにしてやる👍🏽
長くなったので、おしまい…
OHANA接骨院いんちょ mahalo🏝