OHANA通信vol.23 ちんちくりん
🌺Aloha E Komo Mai🌺
OHANA接骨院いんちょ白石です😁
先日、永田久敏様の治療中に「ちんちくりん」の漢字について盛り上がりました。
「ちんちくりん」を漢字にするとどんな漢字だと思いますか?
おそらく、皆さまの頭の中には「珍竹林」という漢字が思い浮かんでるのではないでしょうか?
ここから四方山話…
日本語というのは大和言葉と称されるものも含めて「漢字を素材として、日本人自身がつくった言語」です。
今回は【ちんちくりん】の語源を紹介します。
色々と調べたのですが、意味自体は皆様の想像通りだと思います。
大辞典を見ると、チンチクリンとは、
①背の低い人をあざけっていう語
②着物などが短すぎて体に合わないこと
と書かれています。
使用例としては、「みやこ先生がチンチクリンだから子供達の背が伸びない」とか、「みやこ先生の治療用ズボンの丈がチンチクリン」のようなものがあります。
〜「ちんちくりん」は「珍竹林」??〜
一音節読みで、「軽」は「チン」と読み「小さい」の意味、「尺」は「チ」と読み「小さい、短い」の意味があります。二つの漢字を合わせた「軽尺」は「チンチ」と読み、「小さい」の意味になります。「酷」は「ク」と読み、程度が著しいことを表現するときに「ひどく、とても、非常に、著しく」などの意味で使われます。「零」は「リン」と読み「細かい、小さい、半端」の意味です。
したがって、「チンチクリン」とは、「軽尺酷零」という漢字表記になり、直訳すると「小さくてとても半端の(もの)」の意味であり、これがこの言葉の語源であり、漢字表記です。
皆様の想像の漢字「珍竹林」ではなく、「軽尺酷零」が正解となります。
僕も知らなかったのでいい勉強になりました。
〜「軽尺酷零」はいつ頃から使われていたの?〜
「軽尺酷零」はチンチ「軽尺」とクリン「酷零」から構成されており、どうやら江戸時代にできた言葉のようですが、どの様な意味でつくられ、実際にどの様に使われていたのかは、明確ではありません。
色々調べ尽くしたのですが、わかりませんでした。
大辞典では、例えば広辞苑には、次の様に書かれています。「ちんちくりん①背の低い人をあざけっていう語。②着物などの丈の足りないこと。つんつるてん」と記載があります。
ん⁉️「つんつるてん」❓また調べることが増えるの?
しかしながら、「ツンツルテン」は、字義上からは、「禿げ頭」だけの意味にした方が良いとされています。この「ツンツルテン」も江戸時代につくられた言葉ですが、似たような近隣語はあっても、「ツンツルテン」という六文字そのままで「チンチクリン」の意味で使われた例はないようです。
「チンチクリン」は小さい、短い。
「ツンツルテン」は禿げ頭。
という分類にしましょう😁😁
ちなみに「ツンツルテン」を漢字にすると
「寸釣天」となるそうです。
意味は面白いもので「禿げ頭」とは全く違って、
「丈が短いズボン(裾)は正しい寸法よりも上に上がることから、寸法が天に釣り上がる様」から来てるようです。
禿げている坊主の様は後付けされたと思われます。
今回のいんちょのひとりごとは短いので読みやすかったでしょ😄
写真はチンチクリンだった頃の子供達クリスマスバージョン🎄
年末にもういっちょブログアップしますからね。
2020年ラストスパート‼️頑張りますので、
ヨロシクお願い致します😁👍🏽
OHANA接骨院いんちょ白石でした🤣
mahalo🏝